特徴

知性と理性が高く、頭の回転も速い。機敏さを武器として、人生を切り抜けることができます。「水」を象徴する一白は、水の性質のようにサラッとした性格の人が多く、物事にはあまり執着しません。その反面ですぐに他のことに目移りしてしまい、物事が中途半端になりがちなのが玉に瑕(きず)。同じ環境や場所で同じことばかりやっていると、エネルギーも低下しがちです。水が流れるように、抵抗感なく仕事を変え、居住地もコロコロ移動するのも「水の一白」の特徴です。友人関係では、幅広く友達付き合いをしますが、深い付き合いは少ないという傾向があります。
物事にこだわらず、爽やかな生き方をするのが「水の一白」の理想です。学問や知識・技芸を学ぶのが大好きで、知性に優れています。自身の経験から学んだ生活の知恵を、家庭や職場で生かすために、対話で大切ことはメモを取る一白人は家庭やビジネスでも成功を掴みとれます。文章、音感、色彩にもセンスがあるので、芸達者な一面もあるのです。

要注意ポイント

表情は柔和ですが、頑固な面があります。この頑固さが前面に出てしまうと、心身ともに硬くなってしまいます。これは、水の固体状態である氷を示しますから、「水の一白」良さである柔軟性を失ってしまっているのです。命の源であり水には動植物を引き寄せる牽引が使えますが、固体の氷にはあまりの温度差に誰も近寄ってきません。要注意です。
純粋な心で誠実な生き方をしようとする気持ちが強すぎると、(純粋が行き過ぎると潔癖となり)人や社会に対する反抗心が芽生え、人間関係でトラブルを起こしがちです。水が濁る様を想像してください。水の中に移る姿が見えづらくなるように、自身の生活でも身の回りが見えにくくなります。犯罪や異性関係のトラブルに巻き込まれる可能性も高いので注意が必要です。善悪の判断がつかなくなり、人に騙されたり、騙したりの運命が展開されやすい相もあります。水は基本的にに冷たいものですので、悲観的でマイナス思考になりやすい気質を持ちます。明るい気持ちで心を温め、水を気体にしていくイメージが大切です。冷たくなりすぎると、固体の氷になります。常に陽気な心でいることを心がけましょう。

「水の一白」との接し方

「水の一白」と上手に接するポイント。それは、たとえば話し合いの場などでは、物事の経緯をきちんと一から説明してから会話に入ることです。データを好み、より多くの資料を好むので、データも資料も不足していると「水の一白」は信用しない傾向にあります。基本的に知性が高く論理的に考えがちですので、きちんと事の本質を知って、納得していないと、両者の間に本当に意義ある会話は成立しません。ただし、柔軟な心で受け止めてくれる優しい心の持ち主でもあるので、そこまで神経質に理論立てて説明する必要もありません。5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を考えつつ話すことで、より充実した中身のある会話が「水の一白」とはできるでしょう。
そして、最も大切なのは、「水の一白」の「水」の性質が凍って「氷」にならないようにしてあげることです。プライドが高いのも特徴ですから、そのプライドを刺激しすぎてしまうと、反骨精神から逆の頑固な人になってしまう可能性があります。ですので、「水の一白」と接する際には、常に温かい言葉をかけてあげて、「水」の性質を温めてあげましょう。そうすれば、水は気化して気体となります。「水の一白」の柔軟さや調和の気質が高められ、よりよい関係性を築けるようになるでしょう。

「水の一白」の著名人・有名人

・アウンサン・スーチー(1945年6月19日)
・ジャッキー・チェン(1954年4月7日)
・ブラッド・ピット(1963年12月18日)
・太宰 治(1909年6月19日)
・田中角栄(1918年5月4日)
・長嶋茂雄(1936年2月20日)
・タモリ(1945年8月22日)
・吉永小百合(1945年3月13日)
・木村拓哉(1972年11月年13日)
・中居正広(1972年8月18日)
・松本人志(1963年9月8日)
・櫻井 翔(1982年1月25日)
・堀江貴文(1972年10月29日)
・浅田真央(1990年9月25日)
・柴咲コウ(1981年8月5日)
・マツコ・デラックス(1972年10月26日)